無痛分娩~3人目出産のリアルレポート~
出産は人生を変える出来事であり、多くの妊婦さんにとって陣痛の痛みは不安要素の一つです。
今回は3人目の出産で無痛分娩(私が出産をした産院では「和通分娩」と言われていました)を選んだリアルな体験を共有します。私の経験を通じて、無痛分娩を選んだ理由、準備過程、そして実際の出産体験について掘り下げていきます。
無痛分娩を選ぶまでのプロセス、出産日をスケジュールする流れ、陣痛から出産までの詳細な体験談に加え、産後の回復や個人的な感想についても触れます。無痛分娩を検討している方や、さまざまな出産方法について知りたい方に有益な情報が届くといいなと思います。
無痛分娩ブログ第3部:入院中のケアとその後の感想
無痛分娩で第三子を出産した後の入院生活と、その感想についてまとめます。今回は入院中のケアやサポート、そして無痛分娩を経験した感想も含めてお伝えします。
1. 出産直後のケア
赤ちゃんとの初対面と測定
出産後すぐに、赤ちゃんの測定が始まりました。実は、直前まで性別が確定しておらず、健診の際、医師からは『女の子の確立が高いけど、ついててもびっくりしないでね』と言われていたので、身長・体重よりも先に性別の確認。予想通り、女の子が誕生!上の2人が男の子だったので、初めての女の子に旦那さんと私、二人とも感動しました。
その後、タオルにくるまれた赤ちゃんを旦那さんと交互に抱っこ。赤ちゃんの温かさを感じて、とても幸せな気持ちになりました。助産師さんがその場でたくさんの写真を撮ってくれたのも嬉しい思い出です。
母乳の開始とケア
助産師さんに「母乳をあげてみますか?」と言われ、初乳にチャレンジ。母乳はほとんど出ませんでしたが、赤ちゃんが一生懸命吸ってくれる感覚がありました。「これからいっぱい飲んでね!」と赤ちゃんに願いを込めて、初めての母乳体験を楽しみました。
無痛分娩後の身体の状態
無痛分娩後は麻酔が効いていたので、産後すぐの痛みは感じませんでしたが、会陰切開をした部分を縫合してもらいました。時間が経つにつれて、少しずつ痛みが戻ってきましたが、全体的に耐えられる程度でした。
出産時はまったく汗をかかなかったので、体のべたつきや不快感もなく、すっきりと過ごせました。産後当日はシャワーが浴びられなかったものの、気になることはありませんでした。ただ、後陣痛はしっかりと感じましたが、鎮痛剤はもらわずに乗り切りました。
2. 入院中の過ごし方
産後の赤ちゃんケアとサポート
出産当日は、赤ちゃんをナースステーションで預かってもらえました。3時間おきの授乳も助産師さんが対応してくれて、とても助かりました。しかし、産後ハイで気持ちが高ぶっていたせいか、なかなか眠れませんでした。
病院でのケアと個室での生活
私は個室を選びました(1泊18,000円)。翌日から母子同室が始まり、赤ちゃんと一緒に過ごす時間が増えました。授乳はベビールームにある専用スペースで行い、基本的にはそこで3時間おきに授乳しました。部屋でも授乳はできましたが、授乳クッションや調乳済みのミルクが授乳室にしかないため、便利さを考えてベビールームを利用することが多かったです。
授乳中、助産師さんがママたちの様子を見て回ってくれるので、何か心配なことがあればすぐに相談できるのが安心でした。他のママたちとの交流も、授乳のタイミングで軽く会釈を交わす程度で、あまり深い交流はありませんでしたが、それでも心強い雰囲気が感じられました。
痛みの管理と回復の状態
会陰切開の傷や後陣痛が少しありましたが、出産当日の夜に1回だけ鎮痛剤をもらう程度で済みました。無痛分娩後の回復も順調で、思った以上にスムーズに産後の生活に戻ることができました。
3. 無痛分娩を終えての感想と考察
無痛分娩を経験しての感想
無痛分娩は追加費用が15万円ほどかかりましたが、その価値は大いにあったと思います。上の二人の出産では、子宮口が開いていく段階での痛みに耐える時間が本当に辛かったのですが、今回はその辛さがほぼゼロ。気づけば子宮口が10センチまで開いていたので、驚くほど楽でした。
もちろん痛みの波は少しはありますが、それもいきむタイミングが分かる程度で、出産の進行を自分で感じられるのはよかったです。前回の出産から2年経っていたので「いきむってどうやるんだっけ?」と一瞬迷いましたが、すぐに思い出して無事に乗り越えました。
次回の出産に向けて
無痛分娩のおかげで痛みが少なくなり、もしもう一人子どもを産むことになったとしても、また無痛分娩を選びたいと思いました。ただ、育てるほうが大変なので、実際にもう一人産むかは別の話ですが(笑)。
無痛分娩を考えているママたちへのアドバイス
無痛分娩を選ぶことで、痛みが大幅に軽減されることを実感しました。体感で約6割ほど痛みが減ります。陣痛の痛みが怖い、苦しいという人にはとてもおすすめです。
ただし、陣痛促進剤を使うことで急に体調が悪くなることや、他のリスクがある可能性もあるので、事前に担当医としっかり相談し、費用やパートナーの理解も得てから決めることが大切です。これから出産を迎えるママたちの参考になれば嬉しいです!